アメリカ・コロラド州にて、新車で購入されたフォード・マスタングをディーラーにてスーパーチャージャーを装備した直後に、担当者が試乗してクラッシュする事件が起きた。
マスタングGTの所有者がディーラーから購入後、さらにパワーを持たせたいとディーラーに連絡してフォード・パフォーマンス・ルーシュ・スーパーチャージャーを装着したという。このとき車の走行距離はわずか428kmだったという。
作業自体は問題なかったものの、残念ながらメカニックが改造後にテストドライブを行った際にマスタングをクラッシュさせてしまったため、オーナーはパワフルに生まれ変わった愛車のマスタングを運転する機会が消滅してしまった。ディーラーのゼネラルマネージャーによると、担当した整備士は不注意な運転で警察に連行され、さらに彼はディーラーでの職を失ってしまったという。
上のfacebookにある大破したマスタングの画像は、そのフロント部分に大きな損傷を受けており、もはや修理不能な状態であることがわかる。
ゼネラルマネージャーによると、ディーラーは保険を用い、翌月に顧客の損傷した車を弁償したという。
「私たちは保険を使って所有者に弁償しました。その車に関係していたであろうすべての付随費用も含めて支払いました。ですが、弁償手続きが済むと、オーナーはそのまま私たちから別の新しい車を購入してくれました。」とゼネラルマネージャーは語っている。
ちなみにこの顧客が次にが購入した車は、ディーラーが最近下取りとして入荷した2016年式シェルビー・マスタングだという。
via:CARSCOOPS
https://www.carscoops.com/2020/02/colorado-dealership-crashes-customers-supercharged-ford-mustang-during-test-drive/