3月23日火曜日の午前10時ごろ、カナダ・トロントの高速道路にて赤いコンボイダンプが赤いミニクーパーと接触、MINIを横向きにさせたまま800メートル近く引きずったまま暴走するという事件が発生した。
現地の警察は事件を担当した巡査がミニの運転手が生きていたことは本当に幸運だったと語ったとツイートした。
トロント警察の交通サービス長官は、パトカーがダンプトラックを追い越し、運転手に合図してようやく停止したと現地メディアのCBCに報告した。
そして事件は現場に居合わせた人によって撮影されており、TikTokにアップロードされ話題となっている。
The driver of this Mini was lucky to escape with minor injuries after being pushed for over half a kilometre up an on-ramp and onto the Gardiner Expressway yesterday. The dump truck driver was charged.#beaware#drivesafe pic.twitter.com/ZNuZSUgiTB
— Scott Matthews (@TPSTrafficDC) March 24, 2021
幸いにも、ミニの運転手は女性でトロント地域の看護師であった。彼女は軽傷を負っただけで、現場で救急隊員によって応急措置を施され、自力で帰宅したという。
彼女のInstagramの投稿にはハンドルを握って運転席に座っている写真が公開され、Rubyと名付けた愛車のMini CooperSに別れを告げるメッセージが綴られていた。
「あなたが私の命を救ってくれた最後の日まで、いっしょに走れて本当に幸せでした。」
この事件について警察によると、トラックの運転手を逮捕し、現時点では具体的な処罰はまだ明らかにされていないが、今後は起訴される方針であるとしている。
sourse:CBC