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【すごいぞ】ホンダ・NSXのエンジン生産のようすが紹介されてるぞ! ハンドメイドの技術とツインターボの科学

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ホンダ・NSX。
言わずもがな和製スーパーカーの元祖で、2012年の発表以来生まれ変わったNSXはさらに高性能となって復活した。
しかし、2016年に発売されてから販売されているのは2,000台前後であるため、他のホンダ車とは違ってなかなかお目にかかることはないだろう。そのためか、ホンダはNSXがここにあることを人々に思い出させたいのか、YouTubeのACURA公式チャンネルにて、注目に値する3.5リッターのツインターボV6エンジンの生産風景が公開されている。

残念ながら英語ではあるものの、ホンダは広大なオハイオ州アンナの工場で生産されたNSXのエンジンについての詳細を説明する動画をYouTubeに公開している。ホンダのエンジン生産専用の最大規模の施設であり、毎日4,500台の各種モデルのエンジンが生産されている。そこではNSXのエンジンはわずかな台数に過ぎないが、専用の、まるでエリア51のクリーンルームのような非常に小さなエリアでどのように手作業で組み立てられているかが説明されている。


動画では、さまざまな専用工具で精密に組み立て上げられていく過程やエンジンスペックにまつわる逸話がぎっしり詰まっている。たとえば、エンジンの75度のバンク角は、フォーミュラ1とインディのレーシングデザインから直接引き出されていること、ドライサンプオイルシステムと相まって、エンジンは車に取り付けられたときでもタイヤ上部より低い搭載位置となっていること、またエンジンは組み立てられた後に手作業でバランスが取られ、ツインターボもNSX専用に設計されたもの、といった内容だ。

なお、NSXのもう1つの特徴であるハイブリッドシステムについては触れられていない。このハイブリッドシステム「SPORT HYBRID SH-AWD」は、リチウムイオン電池を72個とモーターを3基(エンジンアシストモーター1基48ps、前輪駆動用独立ツインモーターユニット2基で各37ps)搭載する。
エンジン単体で507PSを発揮させ、これと先述のモーター3基を組み合わせ、システム最高出力として581PSを発生させる。

英語の動画ではあるものの、NSXの魅力とエンジンにおける技術力と科学を知り得る10分の時間を過ごすのはあっと言う間に感じるかもしれない。

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