フェラーリ、新型車発表しすぎてフルEVマシンの発売は2025年までお預けみたい


V8とV12エンジンの超高音な金管サウンドで知られるスーパーカーメーカーであるフェラーリでさえ、純粋なフルEV車両を発表する予定であるという。しかし、ロイターの新しいレポートでは、このようなマシンの発表は少なくとも5年先になると予測しているようだ。

その期間は現在予想されていたよりも長く、当初は2018年から2022年の生産予定テーブルでフェラーリは数車種の新たなガソリンエンジンモデルとハイブリッドモデルの追加を予定していた。そして同社初となるフルEVモデルは2023年までに発表されると考えられていたが、ロイターは現状のバッテリー技術ではフェラーリは満足していないため、それが予定を遅らせているようだ、と報告している。具体的には、フェラーリのCEOであるルイ・カミレリは、この技術は「まだあるべき場所」ではなく、「自律性と充電速度に重大な問題がある」と述べている。そのため、近い将来、フルEVのフェラーリが発表される可能性は極めて低いとしている。またカミレリは、そのようなマシンが最終的には発表される見込みはあるが2025年以降であるとしている。

それまでの間、本社のデザイナーとエンジニアは、標準モデルとハイブリッドモデルの開発を継続し、2019年にはすでにいくつかの新たなモデルのデビューがあったが、その中でも少なくともSF90 Stradale PHEVの発売時期がこの問題に該当するものと思われる。
この車はフェラーリ初のプラグインハイブリッド(PHEV)モデルであり、これまでで最も強力な量産モデルでもある。4.0リッターのV8に3つの電気モーターが追加され、合計で986PSにを生み出し、四輪駆動で0-100Km/hを2.5秒で達成する。
また電力だけで約25Kmを走行することも可能であり、近年のEVの世界では革命的ではないように思えるが、これほどの大きな推進力を発生するPHEVは他に存在はしない。

EV化された跳ね馬が発売されるまでは、フェラーリの最新の製品はミッドシップのガソリンエンジンを搭載した純粋なGTマシンである、「ローマ」である。
しかし、技術如何に関係なく、フェラーリの今後の車種展開についての未来は明るい。
とはいえ2019年現在では、まだハイブリッドオプションが非常に限られており、専用のEVモデルが発売されていないにしても、同社にとっても前例を見ない、記録的な生産に忙しい販売年になるものと思われる。

via:ロイター(英語)
https://www.reuters.com/article/us-ferrari-electric-car-ceo/ferrari-ceo-does-not-expect-fully-electric-model-until-after-2025-idUSKBN1YG150

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