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【すごいぞ】フェラーリF8スパイダーが発表 先代488と比べ大幅に性能アップ

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新たなフェラーリ、F8スパイダーは「スパイダー(オープンモデル)」のネームタグを付けた最新モデルであり、加速と最高速でハードトップ(クローズド)仕様のF8トリブートに匹敵またはそれを超えるという。

F8スパイダーと呼ばれるこのモデルは、フェラーリ伝統の強力なミッドエンジンスーパーカーの伝統を継承し、ハードトップのベルリネッタと同じ速さを誇るが、やはりオープンエアという開放感をあわせ持っていることはスパイダーでしか味わえないものだ。

価格についての詳細は不明だが、3000~4000万円以上の提示価格となるだろう。

先代となる488スパイダー同様、折り畳み式のハードトップルーフを持つF8スパイダーは、完全にフラットとなるよう再設計されたリアを備え、最適化されたBピラーも2つ備えており、リアスポイラーを完全に設計し直している。
カウルも大きくなり、テールライトまでずっと届かんばかりである。

目次

◇ フェラーリF8スパイダーの性能はいかに… 

フェラーリは、屋根を可能な限りコンパクトにすることに注力している。その結果、2つの部分に分割され、エンジンの上に直接収納される設計だ。ハードトップの格納および展開まで14秒、最大50km/hまでなら走行中でも操作が可能である。

車のフロントエンドは、スリムなLEDヘッドライトとフロントボンネットに掘り込まれた大きなSダクトによって、F8 スパイダーは先代の488 Spiderよりも空力効率が10%高くなったという。

 

 

 

車内についてはほぼ先代モデルと同じで、ドライバー中心のコックピットがあり、中央のインフォメーションディスプレイ等はない。その代わりに、すべての情報は、部分的にデジタルの大型インストルメントパネルを介して表示される。ダッシュボードの助手席側に取り付けられる7インチディスプレイもオプションとして選択可能となる。

エンジンはF8トリブートと同じターボチャージャー付き3.9リットルV8、720bhp、770Nmのトルクを発生させ、レッドゾーンは8,000rpmから。フェラーリは1,400kg(乾燥重量)を公表している。

ハードトップ関係の乾燥重量でプラス70kgとなるが、公表値はハードトップ仕様と同じであり、0-100Km/hが2.9秒、最高速度は340Km/hとなっている。

また、先代の488スパイダーと比べると、18kg軽量となっている。

トランスミッションはゲトラグ製7速デュアルクラッチギアボックス(DCT)を介してリアアクスルに伝達される。通常のフェラーリの電子制御システムである「マネッティーノ」およびドライバー補助装置はすべて搭載している。

 

新たに開発されたフェラーリサイドスリップコントロールバージョンも6.1となり、以前は、サイドスリップコントロールが一定のスライドを可能にするために制限されたスリップディファレンシャルであったが、最新バージョンはフェラーリダイナミックエンハンサーでも動作し、ステアリングに取り付けられたマネッティーノ(走行モード切り替え)スイッチの「RACEモード」に設定されるとブレーキの自動操作も有効になった。

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