8日午後、福島・会津若松市の踏切で、乗用車と列車が衝突する事故があった。
車を運転していた男性がけがをしたものの、列車の乗客や乗員にけがなどはなかった。
なぎ倒された標識に、横転した乗用車。
8日午後2時ごろ、会津若松市大戸町の踏切で、高齢の男性が運転する乗用車と、会津田島行きの列車が衝突した。
この事故で、乗用車を運転していた男性がけがをして病院に運ばれたが、命に別条はないという。
また、列車の乗客・乗員34人にけがはなく、事故のあとは、バスに乗り換えて目的地に向かった。
列車に乗っていた人は、「強い衝撃があって、岩か何かにぶつかったかと。急ブレーキがかかって」と話した。
現場の踏切に遮断機はなく、警察が事故のくわしい状況を調べている。
事故のあと、会津鉄道は会津若松 – 会津田島間で、およそ2時間30分運転を見合わせ、ダイヤに乱れが出ている。