【海外高齢特攻】高齢アウディがBMWと衝突のあと電脳ストアに突っ込む事件が多発「パニクった」カナダ・ビクトリア

高齢者による踏み間違えでの店舗突入事故が全国的に多発し社会問題になっている昨今、海外でもこうした高齢者による特攻事故は起こっているようだ。今回一例として紹介するこの事件は2018年10月に発生したが、事故の映像が様々な角度から記録されており、店舗内外の状況がよく分かるものとなっている。

タイムズコロニストによると、事故の場所はカナダ・ブリティッシュコロンビア州ビクトリアのビューストリート940で、店舗は電脳ショップだった。交差点を左折した白いアウディA4の高齢ドライバーは左折時に誤ってアクセルを吹かしてしまい、勢いで直進してきたBMWのリアに衝突した後、店舗に突っ込んでいる。

もちろん、映像をよく見てみると、それほど単純な踏み間違い事故ではないことが伺える。

こちらの映像では、アウディがグレーのBMWと接触する前に、車の右前輪が縁石に当たっていることがわかる。そしてBMWとの衝突を起こしており、ドライバーの運転適正能力に問題の可能性もある。

結局のところ、このドライバーはアクセルから足を離し、ブレーキを踏むとっさの行動を行う時間が長すぎ、ステアリング捜査はここでの主要な問題ではないようだ。また車が、店舗に突っ込むまでに停止させられるだけの時間は十分にあり、時間を計測してみると、A4がBMWに接触してから窓を突き破るまで3秒近くある。
つまり、ドライバーはアウディの年配のドライバーは適切に混乱しているように見えており、パニック状態にあったと思われる。

事故を目撃した人々が助けに駆けつけすぐに助け出され、幸いなことに、この事故による負傷者はいなかったという。

以下の映像で、さまざまな角度から事故の様子を見ることができる。