昨今日本でも各地でひき逃げ、あて逃げ事故が増えているが、海外でも同様に事故を起こしたにもかかわらず、逃走する不届き者がいる。
16日、アメリカの高速道路にて多重衝突事故が発生、事故とピックアップトラックが逃走し被害車両が追跡する様子を別の車のドラレコが収めていた。
映像は、白の日産セントラが高速道路の左から2番目の車線に車線変更を行った直後、セントラの前にある黒いSUVがブレーキチェックをかけ、日産のドライバーが急ブレーキしたところにGMCシエラ(ピックアップトラック)がそれに追随するところ、ピックアップドライバーは避けようと左の車線に移動し回避したものの、後続のGMCユーコンが追突、衝撃で右隣に停車していたセントラにぶつかった。
通常、このような事故に関与するドライバーは、高速道路の路肩に車を寄せ、警察を呼び事故処理を進めるものだが、なぜかピックアップの運転手は、高速道路をバックで転回し加速して逃走を始めたため、被害を受けたセントラと(映像に映っていないが)ユーコンが追跡したのであった。
ピックアップの所有者はその後すぐに高速道路を降り、別の映像では、ピックアップトラックが道路に停車し、ドライバーは車を乗り捨てて走って逃げてしまった。
その後の詳細は不明だが、被害者たちはピックアップトラックのナンバープレートをメモし、警察に届け出たとみられる。