【ミッションコンプリート】ついにBloodhound LSRが時速1028Km/hを「安全に」達成したぞ! 


先日もお伝えしたBLOODHOUND LSRチームのミッションが進展を見せた。
世界中の多くのスピード狂が注目している「安全に」地上でマッハ1を達成するというこのミッションで、外観はスペースシャトルに車輪を備えたような、ミサイルとでもいうような、こんなマシンが理論上、安全性を度外視とすれば最終的に1,000 mph(時速1600Km/h)に達するという。

しかし、地上でのこの種の速度は並外れた努力を伴うものであり、単に、それが狂ったように危険だからというだけではない。
空気は高度40,000フィート(12,000m)よりも低高度でこのような速度に達する戦闘機を見つけるのは困難である。要するに、空気の厚い地表で、しかも地面と車輪が接地している都合上、マッハ1を超える速度を出すことは並外れた努力と危険性を伴うからだ。

それゆえに、何度も試行錯誤し、改良と実験を施しているBLOOD HOUND LSRが未だ「安全に」1,000マイルに達していない理由だ。チームは、スピードが上がるにつれて生ずるマシンのパフォーマンスの研究、および評価するための非常に具体的なテストプログラム練り、先日そのプログラムにおいて、南アフリカのカラハリ砂漠・ハッスキーンパンで628マイル(1,028Km/h)を「安全に」達成した。そして、戦闘機「ユーロファイター・タイフーン」のエンジンを搭載したマシンがそれを達成したのは意外と容易いものであったという。実際、発進してわずか50秒で最高速に到達したという。

実験前の段階では、このマシンがそこまで最高速が出ないものと思われていたが、BLOOD HOUNDのパイロットであるアンディ・グリーンは走行後の簡単なインタビューで、目標は単に600マイル(950Km/h)を突破することであり、彼は605マイルを狙っていたという。そうして実際にBloodhoundを628マイルに到達させるために、予定よりもコースをさらに1km走らせたという。しかしながら、こうしたグリーンの行為を咎めるものはチーム内の誰も気にしていないようである。ちょっと「安全に」とは言い難くなるが。

このミッションの達成により、ブラッドハウンドLSRの高速トライアルは終了するが、記録的な試みはまだ数か月先でに行われる。
ここから、チームはすべてのテストデータを調査し、既存の最高速度記録である763マイル(1,227Km/h)を突破させ、その後1,000マイル(1600Km/h)に達する準備に取りかかるとのこと。
これらの実行には、現在の54,000ポンド(24t)の推力では十分ではないため、補助ロケットエンジンが必要になるという。

チームが世界記録を樹立しようとする明確な時期はわからないが、今後12ヶ月から18か月以内を目処に計画が立てられているという。

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