１０月８日、宮城県名取市の交差点で車同士が衝突し、８１歳の男性が死亡しました。この交差点では先週も車３台が絡む事故で１人が亡くなっていて、警察が注意を呼びかけるとともに、県と名取市が再発防止策を検討しています。
これは、現場近くの防犯カメラの映像です。
画面奥へと向かう黒い乗用車が、左から来た白い軽ワゴン車と衝突。
乗用車は、はずみで道路脇の電柱にぶつかってしまいます。
事故は８日午後５時ごろ、名取市高柳の県道と市道の交差点で起きました。
この事故で軽ワゴン車を運転していた太白区柳生の農業・山口義夫さん（８１）が死亡。
乗用車を運転していた男女も軽いけがをしました。
警察によりますと、軽ワゴン車が一時停止しなかったことが事故の原因とみられています。記者リポート
「この交差点では今月１日にも、高齢女性が死亡する事故が発生しています」これは、１０月１日の同じ交差点の映像です。
車３台が絡む事故により、岩沼市の７６歳の女性が死亡、４人が重軽傷を負いました。
ほぼ同じ形で繰り返された事故。
この交差点は以前から“事故が多い場所”として知られていました。近くで働く男性
「だいたい年２、３回くらい、車がひっくり返るくらいの事故があります」今回の２つの事故に共通するのは、市道を走っていた車が一時停止しなかったこと。
実際に現場を車で走ってみると、左側に一時停止の標識と県道を見渡せるミラーがあり、問題があるようには見えません。近くで働く男性
Ｑ．一時不停止の車は多い？
「けっこう多いですね。年配の方も多いので、よけいなのかもしれないですけど、頻度は結構多かったり、あと見通しが悪いから前に出過ぎる面もあるので」なぜ、事故が相次ぐのか？
警察と、道路を管理する県と名取市の担当者は１０月１０日、交差点を確認し、対策を検討することにしています。
はい。先週に引き続き同じ場所での同じケースの死亡事故で。
現場は信号がありますが押しボタン式の信号が県道側にあるのみで、市道側には「止まれ」の一時停止義務のみ。
よって、市道側のおじいちゃんは「見落とした」か、「いつも関係ないわい」か「認知症」かのどれかかもしれません。
県または市、警察と早急な対応を取る必要ありです。
今回は老テロの側面もありますが、先週の事故もあわせて「免許返納せよ」だけで済む問題ではないようですな。
