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トヨタ・MIRAIの2代目が来年モデルチェンジ! 現状を打破できるか

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◇ あんまりパッとしないけど。。。 

トヨタにとってのドル箱車種、プリウスやアクアの影に潜んでしまい、MIRAI(ミライ)が存在することをうっかり忘れがちかもしれない。
2011年の東京モーターショーで水素燃料電池(FCV)を利用する斬新な車種として発表。名称も光岡自動車やスズキの二輪車以外では珍しい和名(SAI、カムリもあるけれども)だ。
700万円を超えたレクサス並みの車両販売価格ではあるが50%もの補助金(つまり半額)が出てお得な車種だが、水素を利用することからインフラの問題もあり、プリウスのように普及しているとは言えないだろう。

しかし、そんな状況にもかかわらずトヨタは「EVよりもFCV」を掲げ、2代目となるモデルを準備している。

Automotive News Europe(英語)によると、トヨタの内山田会長は、「水素エネルギーに関する国際会議にて、水素の販売は電気自動車やハイブリッド車に比べて依然として普及しているとは言えないが、トヨタはEVの代替となる電源に信頼を寄せている」と語っており、トヨタのヨーロッパの販売およびマーケティング責任者であるマット・ハリソンは「今年初めに、自動車メーカーは10年以内に水素燃料電池車の価格がハイブリッドに匹敵すると見込んでおり、価格はおそらく3代目モデルが発表される頃には同等のもになっているだろう」と付言している。

◇ トヨタがそれでもFCVを諦めない理由…。 

利点としてはEVは1回の充電での航続距離が400~500キロとなり、最初の頃と比べればかなり長距離走行が可能になったものの、電装品(エアコンなど)を利用した場合には走行可能距離が激減するのに加え、、充電時間も普通充電で約8時間、急速充電でも約30分はかかるため、一般的な給油と比べると大きな「時間ロス」も考慮せねばならない。

しかしながらFCVは、水素燃料の補給時間が1回約3分とEVの10分の1に短縮でき、走行可能な距離も約650キロと長く、燃費もガソリン車換算で約リッター15kmとそれなりに走る。

欠点としては、EVが家庭での充電が可能なのに比べ、先述の車両価格やインフラ整備が劣ること。50%の補助金を受けても、400万円台とやはり高額で、プリウスやアクアから乗り換えもやすやすとはいかないだろう。また、生産量も限られ、現時点ではスタック(燃料電池)の量産化が難しく、年間3000台程度が限界であるという。
インフラも、EVの急速充電器が7000カ所以上あるのに対し、国内の水素ステーション数は約100カ所程度にとどまることも課題だ。

◇ 今後のゆくえは… 

デザインにおいても、一部の人は現行プリウスとそれほど代わり映えしないデザインに疑問をもつ人もいる。
だが、2代目ミライが現在のデザインの精神を保持するのか、それともFCV独自とさせた急進的なデザインにするのか興味深い。

エコカーは普及させてこそ意味がある。現状を打ち破れるかどうかが今後のカギとなりそうだ。

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