6日未明、栃木県宇都宮市の国道で、パトカーから逃げていた乗用車が、対向車線にはみ出して軽乗用車と衝突し、軽乗用車を運転していた男性が死亡した。
警察によると6日午前3時20分ごろ、宇都宮市西原町の国道で、パトカーから逃走していた乗用車が対向車線にはみ出し、軽乗用車と正面衝突した。
この事故で、衝突された軽乗用車を運転していた工藤達也さんが死亡し、逃走した乗用車に乗っていた20代の男性2人も、1人が重体、もう1人が重傷。
巡回中のパトカーが、乗用車に停止を求め赤色灯をつけたところ、猛スピードで逃走したという。
また乗用車の運転手の男性の呼気からは、酒気帯び運転の基準値を上回るアルコールが検出されたという。警察は、運転手の男性らの回復を待って事情を聞く方針。