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◇すべてのゲーマーのために。。。
National Video Games Day(ビデオゲームの日)を祝うために、日産はモデルのラインナップから着想を得た3種類のゲーミングチェアのレンダリングを公開した。嘘か真か、これらのレンダリングには興味があるが…。日産の意図はいかに。。。
クルマ好きなゲーマーにアピールするようなユニークなデザインのゲーミングチェアである。これらは、日産の3つのモデルであるGT-Rニスモ、アルマダ(海外専売モデル)、およびリーフに基づいているようだ。
上図左から見ていくと、GT-Rニスモをモデルとし、印象的なサイドボルスタリングとカーボンファイバーシェルを備えた最もスポーティさが窺える。さらに、ヘッドレストに統合されたオーディオとNISMOロゴがニクイ。日産によれば、GT-Rニスモのシートと同じ配色を使用しているとのことだ。
次の椅子は、海外専売の日産のアルマダSUVからの着想で、この椅子も実車と同じ革を使用して、快適さも備えるよう追加のランバーサポートも用意され、特別に作られている。
最後の椅子は、電気自動車である日産リーフからの着想で、エコカーとしてのリーフに基づく、青いアクセント(ゼロ・エミッション)が特徴だ。環境に優しい素材を使用し、USB充電ポートとレッグレストを備えることにより、スマホを充電しながら快適に過ごせるとのこと。
さて、日産は、今日のゲーミングチェア市場では、顧客は快適さ、またはデザイン性のどちらかを選択する必要があると説明している。つまりこの3種類のゲーミングチェアは、非常にユニークなデザイン性と快適性、そのどちらかを提供するためのコンセプトにより、今後のゲーミングチェアの発展について日産が示す一つの指標と見ることができよう。
もしかすると日産がこれらの椅子を製品化するのかもしれないし、コンセプトで終わりかもしれない。ただ、製品化されるその日があるとすれば、このユニークな製品によって、業界全体がユニークな製品の開発に繋がっていくのかもしれない。