今年4月、名古屋高速で、イキリあおり運転をしたうえ、相手の車にペットボトルを投げ付けたとして、44歳の男が警察に書類送検されました。
これは、今年4月30日の夕方、名古屋高速・大高線で撮影された映像です。
20代の男性が乗用車を運転していると、突然、黒色のウィッシュが追い越し車線を走っていた男性の車の前方に割り込んできます。
この運転に対し、男性はとっさにクラクションとパッシングしました。
するとそれに御立腹、報復として男性の車に対し、運転席からペットボトルを投下します。
ペットボトルは地面に落ち命中となりませんでした。もしフロントガラスに命中していれば事故につながっていた恐れもありました。
ペットボトルを投げつけたのは、名古屋市南区の44歳の自営業の男で、愛知県警は、8月1日、道交法違反の疑いでこの男を書類送検しました。
警察の調べに対し、男性は、「クラクションを鳴らされたことやパッシングされたことに腹が立ったのだ!」などと自己の運転マナーが起因と省み、とりあえず容疑を認めているということです。
こ男はおよそ600メートルにわたってあおり運転を行っていたとみられます。
警察は、高速道路であおり運転の被害にあった際は、最寄りのサービスエリアなどに避難し、追跡したり報復したりせず、すぐに警察に通報してほしいと呼びかけています。