住民たちの不安げな視線の先にあるのは、横転したスクールバス。
5日午前8時前、新潟・佐渡市で70代の男性が運転する小学校のスクールバスが、道路脇の斜面に横転した。
バスには、運転手のほか、男女9人の児童あわせて10人が乗っていた。
のどかな田園風景が広がる現場で、いったい何が起きたのか。
近隣住民「曲がりきれなかったのかな。あそこでどうして、ハンドル滑ったもんかなと思う」
横転した道路は、雑木林に面していて、運転していた男性は、「タヌキのような小動物が飛び出してきたので、ハンドルを切った」と話しているという。
雑草の生い茂るあぜ道に、横倒しになったスクールバス。
車内には、粉々になった窓ガラスの破片が散らばっていた。
近隣住民「(子どもたちは泣いたり、騒いだりしてた?)大丈夫だった。受け答え聞き取りしたけど、みんなしゃべってた」
10人全員が病院に運ばれたが、運転手にけがはなく、児童9人は、いずれもすり傷や打撲などの軽傷だという。
via:NST新潟総合テレビ