納車したばかりでクラッシュしたC8コルベットの所有者がSNSでその愛車の写真と動画を投稿した。
新車を納車した直後は誰もが心躍る瞬間であろう。しかし、一転して直後に事故で愛車を失うのは悪夢のシナリオとしか言いようがない。
ドライバーとしてどれほど注意深く運転していたとしても、他のドライバーの運転を制御する方法はない。
「もらい事故」はその「最悪なシナリオ」と言えそうだ。
アメリカ・フロリダ在住のFacebookユーザー ‘June Bug’は、彼の新しいコルベットC8の納車直後に「もらい事故」に巻き込まれたことをfacebookに投稿し、C8コルベットで最初の「消費者による」事故かもしれないとされている。
以前にもC8コルベットは事故を起こしているが、それはディーラーまたはGMの従業員によって起こされ、生産前でおきた事故である。
どうやら、June BugのC8コルベットは飲酒運転していたヒュンダイ・アクセントの運転手が原因で事故に巻き込まれたようで、「酔っぱらいにやられたよ。しかもヤツは無保険だったみたいだ…。」。とメディアに語っており、このヒュンダイの運転手は事故の後に逮捕されたという。
以下は納車時と事故後に撮影されたもの。納車時はまだ白い防護カバーを被っている。
そして事故後にはフロントとリアのガラスにそれぞれ、「俺は犠牲者だ」「酔っぱらいは嫌い」と書かれている。
C8コルベットのようなスポーツカーではボディーやパーツはアルミニウム、ガラス繊維、炭素繊維などで作られているため、これらを修正することは容易ではなく、修理コストは僅かな破損でも高額となる。もちろんそういったリスクを和らげるためにも保険があるわけだが、今回相手方は無保険だったということで泣き寝入り状態だという。
だが、今回の事故で関係者全員に怪我はなかったことが幸いだったとJune Bugは語った。
責任問題はどうあれ、彼のC8コルベットが完全かつ迅速に復活することを心から願いたい。
source:facebook:June Bug