名古屋・昭和区の閑静な街が突然の事故で騒然となりました。大型トラックの荷台から重機が落下し、店舗のアーケードなどをなぎ倒しました。
5日午前、名古屋市昭和区の檀溪通では一時、物々しい雰囲気に。
大型トラックに積まれていた重機(くい打ち機)が荷台から落下。その重機がアーケードをなぎ倒しています。
大きな被害があったお店の隣で花屋を営んでいる男性は、
「バリバリバリという音がして、外に出たらこういう状態。大型トラックが電柱にひっかけてなぎ倒したという状態」
事故があったのは、昭和区檀溪通の「石川橋」交差点近く。
警察によりますと、5日午前10時40分ごろ、「大型トレーラーが店舗などをなぎ倒して止まった」などと110番通報がありました。
事故を起こした大型トラックには当時2台の重機が積まれていました。
一体なぜ、このような事態になったのか?
現場となったのは、片側2車線の道路で、走行中、積まれていた重機2台の内1台が何らかの理由で、電線に引っかかるなどして歩道側に落下したということです。
幸いにもけが人はいませんでしたが、一歩間違えれば、大惨事となっていました。
事故の瞬間、近くの歩道にいたという男性は。
「トラックが突っ込み気味で入ってきたから、やばいと思って下がったんだけど、いきなりテントに引っかかって、信号と電柱に。一瞬 何があったのかわからなかった」 街を一時騒然とさせた大型トラックからの重機の落下事故。
電線を巻き込んだ影響で、周囲は一時停電となり、信号機の復旧のめどは立っていないということです。