【凍結事故】路面凍結のスリップ事故で65台以上の玉突き事故が発生アメリカ・ニュージャージー州

5日、アメリカ・ニュージャージー州の高速道路にて、路面凍結によるスリップで65台の車が衝突する大規模な玉突き事故が発生した。

Multiple vehicle accident with injuries in the Eatontown/Tinton Falls area due to the weather. Please stay clear of the off ramp from Routes 18 to 36 East. EMS is on scene. @SheriffGolden cautions all to be aware of black ice. It’s dangerous and deceiving. pic.twitter.com/dUTguxV8qL

— Monmouth County Sheriff's Office (@MonmouthSheriff) January 5, 2022

事故は早朝6時過ぎにブラックアイスバーンによるスリップ事故がきっかけで発生したという。
警察は現場に急行すると高速道路のランプ付近で約15台の車両が事故に巻き込まれていることを確認、そのうちの数台の負傷者が病院に運ばれる必要があったという。

さらに10分後、今度は同じランプの反対車線で同様の事故が発生し、こちら側では約50台の車両が巻き込まれる大規模な事故となったという。
再び多くの負傷者が発生し病院に搬送されたうえ、車から漏れ出した軽油が道路に流出し、路面清掃にさらに多くの作業が必要になったという。

この大規模な凍結玉突き事故により合計65台にもおよぶ車が事故に巻き込まれ、6名が病院に搬送されたと、モンマス郡の保安官であるショーン・ゴールデン氏は、地元自治体および住民に「凍結注意」の危険性を警告する声明を出すよう促したという。
氏は「この事故は凍結によるスリップが原因で、結果として大事故に発展した」と伝えており、「とくにブラックアイスバーンには細心の注意を払ってほしい。濡れた路面と見分けがつきづらく大変危険だ」と付言している。

この信じられない台数が巻き込まれた事故以外にも、この日のニュージャージー州で発生した凍結事故は、1つの町だけで33件の事故が発生している。