先月25日、アメリカ・カンザス州で、雨の道路を走行中の車から撮影されたドライブレコーダーが、前方を走行していたジープ・グランドチェロキーに落雷が数回直撃した瞬間を捉えた。
この映像は動画共有サイトに最近投稿されたもので、激しい雷雨の真っ只中、カンザス州ウェイバリーの近くで撮影されたもの。
前を走るジープが交差点に近づいていると突然閃光とともに稲妻が直撃しているのがわかる。しかもそのあと、さらに連続3回の落雷が落ちたという。
落雷により電気システムが影響を受けたため落ちてエンストしたようだ。またタイヤもパンクしたようで弱冠、車が沈み込んでいるのもわかる。
このジープには夫婦と赤ちゃん、そして2人の子供が乗車していたようだが、幸いなことに負傷した人はいなかったもよう。
落雷は想像できる最も恐ろしい自然現象の1つであるが、一般的に電流は金属の外板から地面に流れるため、車内にいる限りは安全である。
英国BBCの人気自動車番組「トップギア」で、リチャード・ハモンドが車に乗車し落雷を受けた場合の再現をしており、実験に使用されたVWゴルフは落雷を受けても不具合はなく、正常であったとしている。
