15日、アメリカ中西部のイリノイ州の大都市シカゴでは大雪に見舞われ、シカゴ市内の高速道路では大規模な多重事故が発生した。
シカゴ市の消防によると、早朝に起きたこの事故では約60台の車両が巻き込まれたと伝えている。
現地の消防署がTwitterで最初の情報を投稿してから約1時間後に、再度Twitterにて「大雪のため市内では依然として多くの事故が発生していますので、「高速道路」の利用は控えて下さい」といった情報を投稿し、「すべての高速道路と一部の一般道路」に存在する滑りやすい地点の情報も追加していた。
Kennedy near North Ave pic.twitter.com/6xH18nWSl2
— Chicago Fire Media (@CFDMedia) April 15, 2020
Latest update on Kennedy crashes. 14 patients transported to St.Mary, St Joseph and Northwestern Memorial. None of the injuries are listed as life threatening. 32 other patients were treated and opted not to be transported. CFD estimates nearly 60 vehicles involved pic.twitter.com/c4hWmGeg3C
— Chicago Fire Media (@CFDMedia) April 15, 2020
詳細は限られているが、消防はセダンからセミトラックまであらゆる車種が高速道路上で事故を起こしている写真をツイートした。一部の車両はスピンしたり、また別の車両は玉突き事故を起こしていたとしている。
消防によればこの事故で負傷した人は合計で14人で、いずれも命にかかわらないものであり地元の病院に搬送されたと伝えている。他にも負傷した人が45人いたが、軽傷のため病院への移送を拒否したという。
事故が大規模だったことから高速道路は一時的に閉鎖されたという。
現地メディアであるThe Weather Channelによると、シカゴは15日、未明から小雪がちらつき早朝には大雪となっていた。