テロ

エルサレムで乗用車が特別攻撃 12人の兵士が重軽傷

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6日、エルサレムで自動車によるテロ攻撃の疑いで、少なくとも12人の兵士(重傷者を含む)が負傷した。

この事件は、当地で人気のエンターテイメントハブであるファーストステーションの近くのエルサレムのデビッドレメス通りで午前2時前に発生。警察によると、車は現場から逃走し、「多くの警官が捜索を行っている」という。

車は起亜・オプティマで、後にベツレヘムの外のベイト・ジャラの町で放棄されていたところを発見、しかしドライバーは依然として消息不明であるという。

IDFスポークスマンのHidai Zilbermanは、部隊はゴラニ旅団のメンバーであり、西壁での早朝宣誓式の前に「遺産ツアー」の最中にいたと述べた。

Magen David Adomの医者は、負傷者の1人は「深刻な状態にあり、意識がなく、大きな外傷を負っている」と述べた。

他の兵士は手足に軽傷を負い、最寄りの病院に運ばれたという。

「現場に到着すると、現場は混乱していた。3人の若者が歩道に横たわっており、その近くに傷ついた他の9人が集まった」と衛生兵のオズ・ポラックは言った。

MDAは当初、合計14人が負傷したと述べたが、軍は後にこの数字を訂正し、12人がテロ攻撃で負傷したとしている。

警察によると、テロ攻撃に関する最初の調査では、車が高速で突っ込んだとき、兵士達は駅の隣の歩道に立っていたという。

車両はすぐに現場から逃走し、イスラエルの治安部隊は犯人と車両の捜索令を下した。

目撃者によると、兵士らはテロ攻撃を受ける際、あまりにも急な出来事だったためか彼らは犯人ドライバーを撃てなかったようだ。
気づいたときには車が突っ込んできており、一部の兵士が車の後を追おうとしていた、とも語る人もいた。

この事件は、イスラエルとパレスチナの紛争を解決するというドナルド・トランプ米大統領の計画が発表された後の緊張の高まりの中で起こった。この事件を受けてIDFは警戒態勢を強化している。

事件の背景に水曜日には、イスラエルの治安部隊がパレスチナの10代の少年を射殺する事件が発生しており、ハマスらがイスラエルとの対立を強めており、「占領軍とその入植者との対立をエスカレートさせ、土地と聖地、特に祝福されたアル・アクサ・モスクに対する彼らの攻撃と戦うことを求めるといった声明をハマスは出していた。

若いパレスチナ人とイスラエルの治安部隊との間の小さな衝突は、トランプ大統領が、「過去の米国政権を破り、西岸の約70%、東エルサレムの少数の一握りの地域、ガザの大部分、イスラエル南部の一部の地域でパレスチナ国家を創設することを構想し、ガザ地区のユダヤ人国家、ハマスおよびその他のテロ集団を武装解除する」という計画を公表して以来、断続的に西岸地区の様々な場所で諍いが起こっている。

この計画はまた、イスラエルが入植地を併合することを許可し、ヨルダン渓谷とヨルダン川西部の治安管理を覆すユダヤ国家主権を認め、パレスチナ難民がイスラエルに定住することを禁じてもいるため、パレスチナとハマスはどちらも痛烈にこれを拒否しており、パレスチナのマフムードアッバスは「世紀の平手打ちだ」と批判している。

via:TIME OF ISRAEL
https://www.timesofisrael.com/12-wounded-1-seriously-in-suspected-car-ramming-attack-in-jerusalem/

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