10日午後7時ごろ、和歌山市次郎丸にある駐車場で6月末から盗難届が出ているナンバープレートがついた車が停まっているのをパトロール中の警察官が見つけました。
車に乗り込もうとした男に警察官が職務質問しようとしたところ、男は車を急発進させ、警察官3人が軽いけがをしました。
11日午前7時ごろ、隣接する大阪府岬町で住人から「ナンバープレートが無い、へこんだ車がある」などと通報があり、警察がかけつけたところ、運転席の窓ガラスなどが割れた車が見つかり、男が逃走に使ったものと確認されたということです。
逃げた男は30歳ぐらいで、警察は公務執行妨害の疑いで引き続き行方を捜査しています。
【11/25追記】
今年7月、和歌山市内で職務質問を受けた際、警察官にけがをさせ逃走したとされる男に、和歌山地方裁判所は懲役3年6か月の実刑判決を言い渡しました。
土井原こと朴悠也被告(33)は、和歌山市内の駐車場で盗難車に乗り職務質問を受けた際、車をぶつけるなどして警察官5人にけがをさせ逃走した公務執行妨害などの罪に問われています。
これまでの裁判で朴被告は起訴内容を認めていて、検察側は懲役4年を求刑していました。
25日の判決で和歌山地裁は「犯行は悪質で、過去にも公務執行妨害などで実刑判決を受けているなど、非難の程度は相当強い」と指摘しました。
その上で、「出所後に被害弁償する意思がある」などとして、朴被告に懲役3年6か月を言い渡しました。
via: 関西テレビ