フェラーリのクーペカブリオレモデル、「ポルトフィーノ」のクーペバージョンと思われるフェラーリの開発車両が目撃されたようだ。
ほぼ車両全体にカバーを施しているため、車に関する詳細は現時点ではまだ不明ではあるが、フェラーリのチャットフォーラム(英語)では、ファンらがマシンに関する議論を行っている。
フォーラムによれば、この開発車両は固定ルーフとなっていると推測されており、既存のポルトフィーノよりも若干ホイールベースが短くなっているだろうと見られる。また見た目は似ているものの、発表時には「ポルトフィーノ」とは完全に異なるモデル名になるだろうとも議論されており、さらにはポルトフィーノのほとんど役に立たない2+2シートレイアウトについても、リアシートを捨て去り完全な2シーターのV8 FRモデルとなるというような議論も交わされている。
「(仮)ポルトフィーノ・ベルリネッタ」は、3.9リッター・ツインターボを搭載することで、現行コンバーチブルと同じパワーユニットを備えると見られている。同様に、600馬力(441キロワット)と760Nm(77.5Kgm)のトルクを発生し、トランスミッションも7速デュアルクラッチギアボックスを搭載、その後、フェラーリの新しいV6ハイブリッドが後にラインナップに加わる可能性があるとみられている。
なお、フェラーリチャットフォーラムでは、イタリア・ローマでのイベントで11月13日または14日にポルトフィーノ・ベルリネッタが公開されると報告している者もいるようだ。
「ポルトフィーノ」は、先代モデルの「カリフォルニアT」よりも部品点数を40%減少させ、軽量化、剛性の向上、製造の効率化は図り、かつ軽量化を意識したモデル設計であることは明らかで、そして今回、さらにオープン機構を排除することで、「ポルトフィーノ・ベルリネッタ」ではさらなる軽量化が見込まれ、スペック向上のアドバンテージを得ることは明らかだろう。
via: motor1.com
https://www.motor1.com/news/377242/ferrari-portofino-coupe-video/