12月31日、東京・港区の芝浦ジャンクション付近でフェラーリ・F12tdfが壁に衝突する事故が発生した。
現場付近を通りがかったツイッターユーザーの@hodo_momoさんらによってTwitterに投稿された、大破したフロント部分全体にダクトテープで輸送されている画像は哀愁を帯びている。
首都高台場線フェラーリ単独事故
どんまい pic.twitter.com/76lgYieB2Y— Hodo Momo (@hodo_momo) December 31, 2021
また、@boeing767300PWさんは、「レインボーブリッジ方向の芝浦ジャンクションでフェラーリが事故ってる。フェラーリの単独事故のようだ」とツイートしている。
芝浦ジャンクション レインボーブリッジ方面の事故渋滞。事故を起こしていたのはフェラーリ。おそらく単独。ドライバーの無謀な運転で事故渋滞で迷惑を被ってるんで二度と運転してほしくない事を祈りつつ安全運転を心がけようと誓いました。 pic.twitter.com/ILlOdwJ44Z
— くんにちはキリン信者クラシックジャンボ (@boeing767300PW) December 31, 2021
おそらく余りあるパワーをコントロールできず車がスピンしコンクリート壁にぶつかったようだ。ドライバーは無事な模様。
ちなみにこちらのフェラーリは2015年から2017年の間に799台が限定生産されたモデルで、先代となるF12ベルリネッタの競技用に焦点を当てて開発された。自然吸気の6.3リッターV12エンジンは、780馬力に705Nmのトルクを発生、ゲトラグ製の7速DCTを介するFRモデル。
パワーの向上に加えて、大幅に再設計されたエアロデザイン、洗練された後輪ステアリングシステム、改良されたECU、短いギアリング、ノーマルのF12より110 kg軽量化され、さらにワンピースのブレーキキャリパーを備えた大型ブレーキが備えられている。
現行モデルの812スーパーファストのハイパフォーマンスモデルである、812コンペティツィオーネに取って代わられたにもかかわらず、フェラーリF12tdfの市場価格は近年上昇しており、新車正規価格は5,230万円から現在は1億円前後で取引されている。
なお、損傷箇所からフロントバンパー、フロントフェンダー、ボンネット、そしておそらくクラッシュの影響を受けていると思われるV12エンジンの一部が必要になりそうだ。
ただし、損傷はそれほど大きくはなく、フレームが曲がっていなければ修復されるはずである。
いずれにせよ、ボディーのほとんどがカーボンの部品となっているため、パーツ自体がかなり高価で、修理代は安く済むことはなさそうだ。
Ferrariが年末に事故ることないのに。 pic.twitter.com/cw61ke4tpg
— スト〜ン・リバー ⛵0912˙˚ʚ💖ɞ˚˙ (@hide_Stone_R) December 31, 2021
どんまい(笑)