【盗難車】20年以上行方不明だったホンダ・NSXが川底から発見される アメリカ・ノースカロライナ州

わずか39,000マイル(62,700キロ)しか走行していないホンダ(アキュラ)・NSXがノースカロライナ州の川で20年ぶりに発見されたとfacebookに投稿され話題となっている。

米国の中古車市場でも高騰している初期型のアキュラNSX、そんな貴重なクルマが川底で発見され、さらには8,500ドル(約110万円)で売却されたという。

この車が発見された経緯については2019年に別の犯罪で捜査していた車を捜索していた際に、偶然に発見されたとのこと。

NSXが水から引き上げられた後、警察が調査をおこなったところ、この車は盗難車であり盗まれたのは1990年代とみられ、証拠隠滅のためかは不明だが川に捨てられ、以来行方不明になっていることが判明した。
警察当局は長年の捜査からこの車がノースカロライナ州のヤドキン川付近にあると推測していたという。

引き上げられた車両の状態については非常に希少で魅力的な車だが、水没車ゆえそれでもレストアするにはかなり難しいとみられる。

全体的に見てみるとエンジンや窓がなくなっており、とくにインテリアについては水草で装飾され非常にモダンで環境に優しいガーデンの様になってしまっており、リアのエンジン部分に泥が堆積してしまっている。

右側のAピラーはひん曲がっており、ホイールやブレーキキャリパーかろうじて原型を留めているものの、長年に渡って水中にあっただけに汚れがひどい。

前述のとおり、走行距離計は39,000マイル(62,764 km)。実にもったいない車両だ。

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