ド派手なスーパーカーやVIP御用達車といった人目を引く車両は犯罪や事件に関係する事例が多く警察のバンカケを受ける可能性は高いようだ。しかし、ドイツで起きた事件の場合、それは実際にはまったく別の問題であった…。
今年1月、ドイツ在住の30代男性が所有するフェラーリF8トリブートが路駐していた際に、警察の職務質問を受けた結果ナンバープレートを没収されてしまったという。フェラーリに限らず、基本的に車を所有するなら誰もが行うものであるが、その理由は、このオーナーは保険をケチって支払っていなかったという。
警察によると、2022年1月に30万ユーロ(約4,300万円)のフェラーリが登録されたものの、それ以来、オーナーは毎月の保険料を滞納していたとのこと。そのため警察はその場でフェラーリのナンバープレートの登録を取り消したという。
そのため、オーナーはこの時点で公道を走行できなくなり、逆にフェラーリをレッカーで移動せざるを得なくなったうえ、皮肉なことにレッカー代まで支払うハメに。
警察はこの事件についてFacebookに投稿すると、当然のことながら周囲からのオーナーに対する同情的な意見はほぼ皆無であり、コメントのほとんどが「4,000万以上のフェラーリ買ったら保険料が払えないの草」という皮肉に満ちた愉快なもので溢れているという。
via:CARSCOOPS
https://www.carscoops.com/2022/05/german-police-pull-over-ferrari-f8-tributo-driver-for-not-paying-his-insurance/