【自動運転問題】自動運転のテスラが逆走し警察に止められる →後部座席には少女2人のみで500km以上も走行し運転席は無人と判明 アメリカ・フロリダ州


テスラのオートパイロットは非常に有能なシステムだが、それでも完全に人間に取って代わることはできず、またそうすべきではない。

今回アメリカ・フロリダ州にて、3月26日、デイトナビーチニュースジャーナルによると、道路の反対車線を走行しているテスラ・モデルを発見、緊急走行してモデル3を停車させた。
すると、警官らが車にむかって行ったところ車内にいるのは2人の少女だけで、しかも少女たちは免許を持っていない(免許を取得できる年齢でもない)だけでなく、運転席は無人であったことに目を疑ったという。

聴取をはじめると、14歳と15歳の少女2人はテスラがずっと自動運転していたと主張したという。後に、2人はサウスカロライナ州チャールストンからテスラの自動運転でやって来たことが判明、距離にして563km(東京ー姫路・東京ー盛岡)の長距離を両親にも知られずにやってきたのだという。

事情聴取の最中にもたちの悪いことに、テスラはパトカーに後退し接触したという。

幸いなことに、「自動運転手」が免許なしでも運転してくれたおかげで大きな事故にならなかったが、その後は当然、両親が現場に着くまで、少女たちはフロリダ州立子供家族局で一晩を過ごさなければならなかったようだ。接触の際、パトカーに損傷はなかったがテスラは破損したようで、板金3万円コースが必要であると思われる。

現場に居合わせた保安官はこの問題について、「スマートカー(MCCスマートではない)」の運転の定義について、免許なしで運転することは依然として法律違反である。いかなる自動車も「動かす」場合は免許を保有する人間が乗車していなければならない」とし、さらに「この少女たちは貴重な教訓を学んだことを願いたい。誰も怪我をせず、車両に最小限の損傷しか発生しなかったことは本当に不幸中の幸いだ。神に感謝したい。」と付言した。

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