事件は3月27日、ポーランドの町、ウォラ・ラジショフスカで起きた。
伝えられるところによると、マツダ・アテンザスポーツワゴンの運転手は一時停止のところで停止せず、取り締まりをしていた警察が追跡したのだという。
逃走中にドライバーは遮断器の降りている踏切にあえて向かい、電車が通過するギリギリのタイミングを見計らってパトカーを撒こうと計画、結果、リスクはあったものの、警察を捲くことに成功したようだ。
踏切に設置されていた防犯カメラが一部始終を撮影しており、映像には運転手は停車中の車が踏切を挟んで一列に並び、遮断器はすでに下がっていたところを減速もせず踏切に進入。遮断器をへし折りつつ踏切を通り抜けていった。遮断器の破片がマツダのフロントガラスに当たってヒビが入っているのがわかる。
少しして追跡してきたパトカーも踏切を突き抜けていこうとするが、電車通過のタイミングと相まって停止。
運転手はこうして逃亡に成功したというが、割れたフロントガラスが目立ってしまい、ほどなく応援で集結した警察にあえなく御用になったという。