鹿児島市の国道3号で21日未明、乗用車と軽乗用車が衝突する事故があり、軽乗用車を運転していた男性が死亡しました。乗用車を運転していた男性自衛官からは基準値を超えるアルコールが検出されていて、警察は危険運転致死の疑いも視野に事故の状況を調べています。
鹿児島西警察署によりますと、21日午前3時すぎ、鹿児島市草牟田2丁目の国道3号で、乗用車と軽乗用車が衝突する事故がありました。軽乗用車を運転していた47歳の男性は外に投げ出された状態で見つかり、その場で死亡が確認されました。
乗用車を運転していたのは、陸上自衛隊川内駐屯地に所属する22歳の男性自衛官で、病院に運ばれましたが命に別状はなく、呼気からは基準値を超えるアルコールが検出されたということです。
男性自衛官は、搬送先の病院で、「酒を飲んだが、車を運転したかどうかは分からない」と話しているということです。警察は、危険運転致死の疑いも視野に、男性自衛官の回復を待って詳しく話を聞くことにしています。
現場では、事故の衝撃でガードパイプがなぎ倒されていたほか、車の破片などが道路一帯に散乱していました。
(近くの住民)「すごい音がした。事故だというので外に出てみたら・・・こんなのは初めて見た」
現場付近の国道3号は、事故処理のため午前3時すぎから通行止めが続いています。
動画元:FNN(YouTube)
via:MBC南日本放送