ブラジル・サンパウロにある数少ない左回りサーキットで有名であり、F1のブラジルGPも開催されているインテルラゴスサーキットでのレース中の出来事である。レースカーの車載オンボードカメラから撮影された映像で、レースカーがピットアウトしピットレーン出口に向かって走行していると、トラックと合流になぜかシルバーのメルセデス・ベンツGLAに出くわす。しかもこのメルセデスはピット方向、つまり逆走しており、レースカーに気がつくとパニックに。それでもピット方向に向かおうとするも別の赤いマシンがやってきてピットレーン出口は渋滞になってしまった。レーサーは両手を広げて困惑している。
なぜ自分がそこにいるのか、なぜサーキットを走行しているのか理解できていないようで、レーサーにあっちに行けとジェスチャーされようやく方向転換。
何回か切り替えしようやく去っていくが、レーサーメルセデスにぶつからないようにブレーキを踏んで立ち往生、タイムを大幅に失うこととなり、レース結果に重大な影響を及ぼしたようだ。
メルセデスは去っていくものの、ピットレーン出口という非常に危険な場所で停車。その後何が起こったのかは不明ではあるが、赤旗(レース中断)または黄旗(掲示箇所でスローダウン、追い越し禁止)でセーフティーカーが導入されたのかもしれない。
メルセデスはどのようにしてこのようなトラックにたどり着いたのだろうか?
推測するのは難しいが、一部のコメントには「Googleマップのストリートビューで調べたら、サーキットの外縁にコース内へ直接アプローチできるゲートがいくつかあることを発見した」という。
したがって、これらのゲートの1つが開いていたため、メルセデスはうっかりレースに乱入できたということであろう。