Twitterに26日に投稿された情報によると、何が原因でいさかいが起きたのかは不明であるが、米国とロシアの車両の上空にロシアのヘリコプターがホバリングし、複数のロシア軍車両が1台の米軍車両を追いかけ回す「あおり運転」を行い、挙句の果てにはロシア軍車両が米軍車両に幅寄せアタックしているのが確認できる。
車両についてはアメリカのM-ATVとMaxxPro MRAPがロシアのTyphoon-K、Tigr、Tigr-M SpN、Ural-4320、およびBTR-82Aにあおり運転を受けているようだ。
Politicoによれば、4人の米軍がこのいさかいの後に軽度の脳震盪のような症状があると診断されたという。
事件を議論する声明の中で、国家安全保障理事会のスポークスマンであるジョン・ウリョットは、「このような危険な行動は、2019年12月に米国とロシアが約束した紛争解決条約を違反しているものだ。米軍は常に敵対行為から身を守る固有の権利と義務を保持している。」とロシア軍を非難した
ロシアと米軍は、シリアの長期にわたる内戦中に互いに作戦行動を行ってきました。この事件を受けて米当局は、ロシア軍がこの数ヶ月の間にシリア東部の米軍支配地域に侵入し、米軍をこの地域から追い出そうとしていると主張している。
source:Politico
https://www.politico.com/news/2020/08/26/us-troops-injured-russian-forces-syria-402347