この動画は、数日前にInstagramで共有され、フェラーリ最新のハイブリッドハイパーカーで撮影された映像である。公道でめちゃくちゃな速度で走るパフォーマンスカーを紹介するいわゆる違法動画は多々投稿されているものの、この動画はアウトバーンの無制限区間で合法であるが、どうやらドライバーが運転中にスマホを操作して撮影されたもののようだ。
または助手席の人間が撮影していたかどうかはわからないが、カメラをメーターに向けて手を伸ばしている。
大ざっぱなビデオは別として、それがキャプチャするものもかなり驚くべき事実があった。
フェラーリが「ラ・フェラーリ」を発表したとき、最高時速349km/hと発表していたが、この動画のスピードメーターは時速372km/hに達していることを示している。
とすればフェラーリは車の性能を控えめに公表していたのだろうか。
多くの自動車メーカーが自社の車のパフォーマンスを控えめに言うことはあり得ることである。それがフェラーリであったとしても。
しかし、372km/hという速度がGPSベースのデバイスではなく、車のスピードメーターによって計測されていたことに価値があるといえる。
ただし、これだけの走行速度でドライバー自身がスマホを操作して撮影する行為は褒められたことではなく、決して真似をしてはいけない。もちろん、日本国内では処罰の対象であることも付言しておきたい。