【黒歴史】NYでゲンバラ・ミラージュGTであて逃げした男 過去にもエキゾチックカーの破壊経歴が判明する


以前のエントリーでもお伝えした、ベン・チェンという名のスーパーカーコレクターが7日、ニューヨークで「ポルシェ・カレラGT」をベースにゲンバラがチューニングした非常に希少な「ゲンバラ・ミラージュGT」が路肩に駐車していた2台の車に衝突したうえ、大破したまま現場から逃走するという事件に関連して、新たな事実が判明した。
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まもなく、大破したスーパーカーは赤信号に捕まり停止し、居合わせた警官らによってチェンは逮捕されたという事件だ。

しかしながらこのチェンという億万長者の男、エキゾチックカーをクラッシュさせるのは今回が初めてではなかったようだ。
実際に、彼は過去に少なくとも3台の車を破壊しており、この類の車を数多く破壊した世界的な記録を持っているのかもしれない。。。

チェンによるとされる最初の破壊活動は、2013年に彼がその年のスーパーカーによる「ゴールドラッシュラリー」に参加していたときに発生している。

チェンによる最初の犠牲となったのはマクラーレン12Cでテキサスの高速道路でブッ飛ばしている最中にコントロールを失い、高速道路の脇にあるディスカウントショップに特攻したのが初らしい。
このとき乗っていたマクラーレンはレンタカーだったが、特攻による衝撃で完全に破壊されたという。
チェンと同乗者はケガをすることなく平気な顔で車から脱出したという。
このときにもチェンは危険運転のために切符を切られたという。

次に起きたのは2016年9月で、2番目に犠牲となったのはチェン自身が所有する「ランボルギーニ・ムルシエラゴLP670-4 SV」。このときは「ウェストレイク・ビレッジ、カリフォルニア」という自動車イベントに参加しており、ランボルギーニをスライドさせて縁石にヒットさせ勢いで車は回転し大破させたという。

チェンが現在所有していると判明している車は、かつて日本でも小室哲哉氏も所有していた「メルセデスベンツ CLK GTR」、黒と白で仕上げられたブガッティ・ヴェイロンスーパースポーツ「ピュアブラン」である。

チェンによる運転で多くのスーパーカーたちが犠牲となっており、今回紹介した車両の他にも「ブガッティ・ヴェイロンスーパースポーツ」、マンソリーによってチューンされた「メルセデスベンツ・SLRマクラーレン」、「アウディR8」なども含まれている可能性があるという。

彼は、クラッシュした車の写真やビデオをSNSや投稿サイトなどから金を払って削除させたという噂もあるようだが、真偽の程については定かではない。

確実に1つ言えることは、「金で運転スキルを買うことはできない」ということである。

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