新型コロナウイルスがアジアを中心にで蔓延する昨今、マスクの爆買いで買い占めやらで非常に予防意識が高くなっている中国。
そんな中で、とある中国の女性がコロナウイルス(COVID-19)の感染を避けるためにアパートの屋内に引きこもりつつも、食料や日用品の入手のためにラジコンを使用して必要品をゲットしているとして話題になっている。
New York Postによると、熱心なラジコンマニアであるチェン・タオ女史が小型カメラを2台取り付け、トレーを改造してラジコンに牽引させたと伝えている。リモコンを操作して、彼女はそれを400メートル先の店まで運転して蒸しパンを購入したという。
彼女はトレーラーに、電子決済をする旨を記したメモと電話番号を仕込み、会計時に店側から電話してもらうことで電子決済を行ったという。
ラジコンは無事にタオのアパートに戻り、彼女はそれを自宅に入れる前に満足いくまで消毒剤を噴霧、貴重な蒸しパンを手に入れたそうだ。
バッテリー駆動のラジコンが、武漢のコロナウイルスの発生地から約850 km離れた中国山東省の済南の街角をかんたんに通り抜けることができたのは、やはり人の通りがまばらでかなり空いていたためであった。すでに900人以上が死亡し、中国本土自体でも40,000人以上が感染しているウイルスを避けるため多くの人々は屋内にとどまっている状態だ。現在日本を含め少なくとも25か国でコロナウイルスの症例が確認されており、香港とフィリピンの両方で少なくとも1人が死亡している。
このウイルスは、自動車産業にも大きな影響を及ぼし、フォルクスワーゲンやヒュンダイを含む多くの企業が、現地の工場を閉鎖するなど、生産の自粛を余儀なくされている。
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