糸満署は22日、糸満市の路上で酒気を帯びた状態で軽自動車を運転したとして、道交法違反容疑(無免許、酒気帯び)で、自称糸満市のコンビニエンスストア店員の男(49)を逮捕した。糸満署によると、午前9時半ごろに糸満市の兼城交差点付近で、男の車を止めて職務質問を行おうとした際、容疑者の男が急発進して逃走。日中の住宅街で約30分間、追跡するパトカーとカーチェイスを繰り広げた。逃走車は交差点で何度もUターンするなどして逃走、午前10時ごろ、豊見城市保栄茂でパトカーの追跡を受けて停車した。運転していた男は無免許で、その場で確保された。追跡によるけが人はいなかった。
逮捕容疑は糸満市内の路上で、基準値(呼気1リットル当たり0・15ミリグラム)から約3倍のアルコールを帯びた状態で軽自動車を無免許運転した疑い。
逃走した男が確保された現場付近の住民によると、午前10時ごろ、複数のパトカーとヘリコプターが家の裏に現れ、辺りが騒がしくなった。民家の庭に逃走車が突入しUターンしたところで、パトカーに囲まれ車は止まったという。車は改造車だった。
逃走の様子を目撃した30代男性は「あぜんとした。細い道が多い住宅街を逃走車が道幅ギリギリを通過していた。午前中の人通りが少ない時間帯で、とにかく大きな事故にならずに良かった」と話した。
via:琉球新報電子版
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