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BMW、米国運輸省にZ4・330i・トヨタ・スープラのヘッドライトの製造プロセスの問題でリコールを届出る アメリカ


NHTSA: National Highway Traffic Safety Administration(米国運輸省道路交通安全局)は、2019年11月27日にBMWが提出したリコール(19V850000)を公表した。
サプライヤーによると生産過程におけるプロセスが原因で、ヘッドランプ制御ユニットに不具合が発生し故障する可能性があるという。

該当車種は、MY2020(2019年下半期~2020年上半期生産モデル)製造のZ4、 330i、Supraのロードスターおよびクーペ(日本仕様)が対象。
故障の原因は、ヘッドランプコントロールユニットのプリント基板(PCB)で、NHTSAの文書によると、BMWのサプライヤーによれば、これらの部品の製造中プロセスに問題が発覚し、具体的には、PCBの位置合わせの際にセンタリングピンに異物が含まれている可能性があるという。

現時点で、このリコールに関連した事故や負傷は報告はまだないという。ただし、問題のユニットを搭載した車両でヘッドランプの故障が報告された事例が数多く寄せられたことから、BMWはリコールを実施することとなった。

BMWは2019年11月27日にすでにこの問題について米国内のディーラーに通達を出し始めており、2020年1月17日に所有者へ通知を行うという。

現在のところ、日本ではこの問題に関してリコールとはなっていないが、該当のZ4、330i、またはSupraをお持ちの方で影響を受けると思われる場合は、ディーラーに確認をとっておくとよいかもしれない。

via:NHTSA
https://www.nhtsa.gov/recalls?nhtsaId=19V850
https://static.nhtsa.gov/odi/rcl/2019/RCLRPT-19V850-1377.PDF

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