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DEKRAの行った初代日産リーフのクラッシュテストが衝撃的すぎる ドイツ

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初代の日産リーフは、2017年にすべての面で改善をもたらした2代目へとモデルチェンジが行われているが、今回DEKRA(ドイツ自動車検査協会)は、中古車としても人気で手に入りやすくなった初代モデルのクラッシュテストを改めて実施した。しかし、実験の内容はかなり厳しい内容のもので従来のクラッシュテストよりもかなり過酷であり、単に、数年前にユーロNCAPが実施した衝突試験を再現しただけではなかったようだ。

今回の衝突試験の主な目的は、通常の衝突試験で使用される速度よりも速い速度での衝撃をシミュレートし、閉じ込められた負傷者を車の中からの緊急な救助方法を改善する方法を確認することだったという。
DEKRAは、ゲッティンゲン大学医療センターの研究者と共同で試験に取り組み、従来のガソリンまたはディーゼルエンジンを搭載した自動車とは作りの違うEV車(電気自動車)の場合の安全性か調査した。

冒頭で述べた通り、EURO NCAPにおいて、2012年に初代日産リーフを50Km/hで側面衝突試験を実施しているが、今回DEKRAは同型のリーフをさらに高速の75Km/hでポールに衝突させる試験を行った。前回は静止した車に可動式のポールを衝突させる試験だったが、DEKRAのテストでは前回とは逆に、車両を動かしてポールに衝突させ、より現実を意識した実験を行っている。

上の画像にあるように、DEKRAのテストでは、リーフが「く」の字に折れ曲がり、ヘッドライトが吹っ飛んでいるように、衝撃は凄まじく、破損状態が酷い。
しかしながら、専門家によると、リーフは通常の車とほぼ同じくらい安全であるというデータを得られたという。
もちろん、前回のリーフの試験においても、 7年前のテストで欧州衝突安全規格で5つ星の評価を得ており、成人の乗員保護で89%、子供の乗員保護で83%のスコアを獲得していることから安全性は高いといえる。

下記にあるように映像も実に衝撃的だが、従来のエンジンを搭載した同様の車でも同じ話になるということである。専門家も「大手メーカーの電気自動車の安全性については、少なくとも燃料車と同じレベルの安全性を期待できる。」と述べている。

またDEKRAは正面衝突実験も同型のリーフで行った。前回64Km/hで行われたEURO NCAPテストだが、DEKRAは84Km/hという高速で正面衝突試験を実施した。
結果、前部の破損状態は酷いが、バッテリーパックからの火災の発生もなく、乗員スペースも守られており、安全性は高いものであることが証明できたといえる。

以下、動画を紹介する。なお、一番下の動画は7年前に行われたEURO NCAPの試験のものである。

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