はい。いつも晩のお茶の間を震撼させる「あおり運転」「高齢者事故」「未整備車両」。
国や自治体は対処・対応に躍起になっている地域もあるが、殊に「あおり運転」についてはオマス宮崎先生の申し子が新たなバージョンで以って次々と出現し、高齢車問題も沈静化するには困難な問題だ。
確かにマナーの悪いドライバーや運転技術のないドライバーには正義の鉄槌を下したいところだが、それをやってしまうと「あおり運転」になってしまう危険性が潜んでいる。
ただ、取り締まる側や事件を裁く側、そしてメディアの方々には「実は被害者が最初の加害者」だったりすることもあるということも理解しておいてもらいたい所。
つまりは、ある意味正当防衛に近いところもある。
ただ、過剰な防衛（報復行為など）になってはいけないし、まして本線上に車を停止させるのは「あおり運転」でも何でもなく「強要罪」だろう。
先月センセーショナルなニュースを飾ったエアガンタツヒコは立派な器物損壊罪で。
オマスもエアガンも、どちらも刑事事件である。
さて、その他の車にまつわる刑事罰では「未整備車両」が挙げられる。
しかしまー、何でも相変わらず車検切れで走行しているバカが多いようで。
繰り返すが、無車検運行は刑事罰である。
その対策として、Nシステム（各都道府県警）と陸事が協力して取り締まりに乗り出すようだ。
なんと撮影されてから15秒ほどで赤切符が切れる状況とのこと。
悪質な車の運転者の場合、高速道路の場合は交通機動隊が出動、一般道の場合は最寄りの交番から警官が出動することになるそうで、「逃げ得は絶対に許さない。」体制が施行されるとのことだ。
ちなみに法人名義の場合は法人の代表を相手取り逮捕・起訴まで行くようで。
で、車検切れということは自賠責も切れている場合が多いから無保険運行の罪も加重になっているはずだし。
おまけに払うべき重量税という国税さえも払っていないわけで、さらにそういうバカに限って、おそらくは自動車税も滞納してること大だな。。。
納税は国民の義務、と憲法にも記載がありま。
つまりは、ある意味「非国民」なわけでｗ
これって重罪なわけです。
そんなのが全国津々浦々、20万台もいるって。。。
ただ、国土交通省が取り締まりをできないので警察と連携し、最初は警察から運航停止命令を出して、その場で自己負担でレッカー手配。
国土交通省からは警告書がでます。
んー、レッカーはともかく、なんとなく甘いな、とは思うが、ドライバーが「ついうっかり」なんて言うといわゆる「過失犯」になるので、とりあえず初めは「レッカー＋警告書」になるそうな。
しかしながら、2度目は即現行犯逮捕もあり得る。
罰金（反則金のような行政罰ではなく立派な刑事罰。裁判所送りです。）最高120万円。
自賠責が切れていて人身事故なんていったら人生「はい、おわりー」。
車検制度そのもの自体は誰もが嫌だが、ここは法治国家日本なわけで。
逃げるのはほぼ不可能。
車は売買も運行もそして廃車にいたるまで法律でがんじがらめ。。
たしかに車検整備が新車から3年、次回から2年に度、じゃなくてもいいと思うこともある。
最近の車の部品はもとより、使用されている油脂類に至るまで耐久性が飛躍的に向上しているので、きちんとした検査（実はこれも問題）さえ受けていれば2年じゃなくて3年に一度でもいいのかとは思う。
かなり昔には新車登録から10年経つと毎年車検という頃もあったが。
なので新車から3回、9年までは3年に一度でもいいように思うところもあるが、さすがに10年経つと車もそこそこいろんなところが痛んでくるので。
特に女性に多いのが、「乗りっぱなし。」な車も多々あるだろうし。。
乗りっぱなしは整備不良の元なので、アメリカのように車検のない国にはならないだろう。
それに車検で食ってる人もいるので、制度がなくなったら潰れる企業や路頭に迷う人も多々あるかもしれない。。
複雑な問題である。
ガソリン税も含め、車は税金まみれ。
自動車税を含め、せめて重量税なんていうわけのわからん税金はそろそろ見直してくれ、と思う。
自動車に限らず、不動産にまでかかる取得税や贈与税、相続税とかいわゆる「余計なお世話」な税金はもうやめにししてくれな話で。。
そんな意味では所得税だって余計なお世話だっけｗｗｗ
