7日未明、福岡県遠賀町で、車道を歩いていた高齢の男性が軽乗用車にはねられ、意識不明の重体です。
事故当時、福岡県内には、濃霧注意報が出されていました。
警察によりますと7日午前3時50分ごろ、遠賀町田園の県道で、車道を歩いていた高齢の男性が、後方から来た軽乗用車にはねられました。
はねられたのは遠賀町に住む石田耕さん(81)で、近くの病院に運ばれ治療を受けていますが、首の骨を折るなど意識不明の重体です。
軽乗用車を運転していたのは中間市に住む63歳の会社員の男性で、調べに対し「霧が濃くて、人に気がつかなかった」と話しているということです。
現場は見通しの良い直線道路ですが、福岡県内全域に濃霧注意報が出ており、事故当時も濃い霧が発生していたということです。
警察は運転していた男性からさらに話を聞くなどして、事故の原因を詳しく調べています。