28日午前、鹿児島市の交差点で、緊急走行中のパトカーと普通乗用車が出合い頭に衝突する事故がありました。
警察によりますと、28日午前7時40分ごろ、鹿児島市西千石町の高見馬場交差点で、緊急走行中のパトカーと普通乗用車が出合い頭に衝突しました。
この事故で、普通乗用車の運転手の男性が腰の痛みを訴えているということです。
現場は片側3車線ずつの見通しの良い交差点で、パトカーが別の事故現場に向かうためサイレンを鳴らしながら赤信号を直進しようとした際、青信号で左側から直進してきた普通乗用車と出合い頭に衝突したということです。
普通乗用車の運転手は「サイレンの音が聞こえなかった」と話していて、警察が詳しい事故の原因を調べています。
鹿児島中央警察署の川添正博副署長は「警察車両が事故を起こしたことは誠に遺憾。再発防止に向け指導を徹底する」とコメントしています。