トヨタは、同社の水素駆動の電気自動車であるトヨタミライの次期型を発表した。
次期型の最も重要な変更の1つは、FF(前輪駆動)からFR(後輪駆動)への移行である。トヨタによると、この変更により、デザイナーはセダンを従来のモデルよりも長く、低く、広く、より強くすることが可能となり、ホイールも標準で20インチが装着されるという。トヨタは、クーペが新しいMIRAIの外観にインスピレーションを与えた一方、画像にもあるように、見事な青の塗装は多層塗装によるものである。
また、新型MIRAIのインテリアは外観の大幅な進歩と同様に、新しいデザインの高品質の素材により、それと同様のレベルの再生を実現している。レクサスのようなセダンとしての洗練されたスタイリングによりよくフィットし、より美しい外観となった。
さらに装備においても、デジタルバックミラー、ナビゲーションを含む12.3インチのタッチスクリーンディスプレー、14スピーカーのJBLサウンドシステムも搭載される。
しかしながら、トヨタは水素燃料電池電気自動車としてのパワートレインに関する詳細は発表しなかった。ただし、トヨタは航続距離の30%増加を目標とし、現行である初代MIRAIの約500Kmの航続可能距離に対し、30パーセントの増加となる約640Kmの航続を可能とさせる。したがって、パワートレインの詳細については興味深いが、発表は来年後半の発売頃になると見られる。