世の中には、実際に等身大のレプリカに改造してしまったホットウィールな車や「なんちゃって」スーパーカーがある。殊に日本では痛車文化が先端を走っており、実際に国内最大手の某メーカー自身が「シ◯ア専用」とかなんとかといったモデルを発表するくらいだから世も末である。
日本や米国ではかなり奇妙かつ奇抜な改造車を見るのに慣れているものだが、そんな中で最近発見されたこのトヨタC-HRは、英国にも愛車を痛車に見せたい人がいるようで微笑ましいものである。
このC-HRを見てみると、リアにはまるで「ホンダ・シビック・TYPE-R」のようなウイングを装着し、また、社外品と見られるテールライト、はクロームのバンパー、リアディフューザーやサイドスカートをはじめ、全体的に赤いラインのアクセントを施し、4つ出しのエキゾーストエンドで無骨さを強調している。
また足回りには、アメコミで有名なマーベルのキャラクターである「パニッシャー」のマッドガードが見る者を歓ばせる。
シルバーの星形ホイールには黒と白、そして同じく赤でアクセントを強調し、これまた「パニッシャー」のドクロなセンターキャップを装着し、ブレーキキャリパーには赤のキャリパーカバーが奢られ、実にスポーティーかつユーモアに富んだ仕上がりだ。
このC-HRに加えられた他のカスタマイズは、ドアノブ、ルーフなどにも見られる。
Redditorに公開されたこのCH-Rは、残念ながらフロント部分のカスタマイズ画像は公開されなかったため不明だが、Redditorに寄せられたコメントは賛否両論ではあるが、痛車文化は世界的であることを認識できただけでも歓びに値するだろう。たぶん。。。