2日、中国で走行中のトヨタ・カムリが突然爆発し炎上する事故が発生した。
この事故を後方を走る車のドライブレコーダーの映像がYouTubeに投稿され、中国市場専用に作られたカムリが数回爆発する瞬間が捉えられていた。
最初の爆発の直後に運転手はなんとか車から逃げ出したと伝えられ、幸いにも無事であったとのこと。
しかし、爆発によって車が炎上している最中、再び大爆発を起こし、火柱と黒煙のキノコ雲が立ち上がり、現場は一時騒然となった。
映像の投稿者によると、車は圧縮天然ガス（CNG）を動力源としていると主張しており、日本でもタクシーやバスの車両に用いられている。
ただし、中国専売仕様のカムリには圧縮天然ガスを動力源としておらず、従来の2.0リッターおよび2.4リッターエンジンを搭載しているため、この車の所有者がLPG仕様に改造した可能性があり、原因は施工不良によりボンベよりガス漏れが発生し爆発を起こしたとみられている。
しかしながら海外掲示板のRedditのとあるユーザーによると、車はCNGではなく、天然ガスまたはプロパンガス（LPG）を搭載していると主張しているが、いずれにせよ、素人工事で爆発物を取り扱うことの危険さがわかる映像といえる。