これと同様といえる事故が先月29日、ボストンからそれほど遠くないマサチューセッツの町シャロンで発生した。
警察によると、緊急走行していた救急車が町の山間部にて衝突事故に遭遇したと発表した。
常識的に通常、緊急ライトが点滅している警察車両や救急車、消防車がいれば、減速し路肩に車を寄せる、または停止するものだが、今回事故の原因となった黒いBMW・X6の運転手には常識がなかったようだ。
警察はツイッターで、BMWの運転手が救急車を追い越そうと加速した際にコントロールを失ったようだ、と伝えているが事故の様子を伝える画像はツイッターに1枚しか投稿されていないため、詳細な事故の過程等の情報は不明。
この写真では、BMWが救急車と道路脇の森林との間に突っ込んでいる様子がわかるが、レッカー車によって引き出されている途中に撮影されたものかもしれない。
チェーンが見えることからBMWのリアウィンドウが粉々に砕け、ガラスの破片が道路中に散らばっているのが見えるため、クラッシュ中にX6が横転していた可能性も否めないが、事故をもらった救急車はとんだ大迷惑であったことは間違いないだろう。
警察は、BMWの運転手に対して緊急走行中の車両を追走し、あろうことか追い抜くといった行動に対し危険運転および過失運転の罪で起訴を検討しているという。
source:Sharonmapolice(Twitter)