3月20日午前、首都高を走る車のドライブレコーダーが衝突の一部始終を捉えていた。
事故は3月20日の午前9時すぎ、東京都の首都高速4号線千駄ケ谷付近で起きた。
対向車線を走る白い車は、最初、外側の壁にほぼ垂直に頭から衝突。
その勢いで、車体はバックする状態になり、そのまま中央分離帯に激突した。
その瞬間、車体は大きく浮き上がり、今にも中央分離帯を乗り越えてきそうだ。
飛び散る白い車の部品が、衝撃の強さを物語っている。
映像を撮影した車の運転手は、その瞬間「覚悟した」と話す。
映像を撮影した運転手「中央分離帯があったので、ぶつかったら部品が飛んでくるというのだけ想定しました。車が飛び越えてきたらどうしようもないんで、ちょっと覚悟しました」
中央分離帯に衝突したあと、白い車はどうなったのだろうか。
この映像を撮影した車には、後を映すドライブレコーダーも設置されてた。
白い車は、中央分離帯に接触したあと、そのはずみでバックする状態で外側の壁にまたぶつかっていた。
最初の映像から数えると、3回の衝突だった。
なぜ事故は起きたのか。
取材班が、事故を起こした車と同じ道を走ってみると、あることに気がついた。
佐久間みなみキャスター「事故現場の400メートルほど手前に来ています。ここから左カーブに入ります。そして、すぐ右カーブに入ります。この連続したカーブを抜けた先が事故現場です。事故の跡でしょうか、壁の一部の塗装が剥がれています」
事故は、連続したカーブの先で起きていた。
ドライブレコーダーの映像をもう一度見てみると、白い車は、このカーブを抜けた直後にタイヤから白炎を上げ、スピンしていることがわかる。
映像を撮影した運転手「スピードがかなり出ていたのかなとは思いました。カーブが続くところなので、遅い車と速い車のスピード差が出やすいところではあると思うので、無理な追い越しをしようとしていたんじゃないか」
事故を起こした白い車を運転する男性を含め、この事故によるけが人はいなかった。
警察は、男性がハンドル操作を誤った可能性があるとみて調べている。
via:FNN
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なぜ事故が起きたかだって?
下手くそだったからだよ✕。