事故当時、道路は雨で濡れた状態であり、運転時には予期しないことが頻繁に発生するため、常に特別な注意を払うことが重要であった。
投稿された映像によると、スバルの海外専売モデルである大型SUVのアセントが、これまた海外専売モデルでピックアップトラックのトヨタ・タコマのリアに激突した瞬間がテスラ・モデル3のリアカメラから撮影されたものだ。スバルはほとんどノーブレーキで突っ込んでおり、事故の衝撃の凄まじさがうかがえる。
動画はオレンジ色のタコマが高速道路の渋滞で減速していたところから始まる。
そこで後方からアセントがやってくるのだが、この時点でアセントの運転手が注意をしていたら前方の渋滞に気付き、安全に停止できるようブレーキをかけ始めていただろう。しかし、実際はそうではなかった。
タコマがゆっくりと最後尾についているところに、アセントはほとんどブレーキをかける気配もなく接近する。やっと運転手がブレーキをかけたのは衝突する寸前のところであり、当然ながらブレーキは間に合わずタコマを回避するには遅すぎたのである。
事故の瞬間、アセントのフロント部分がタコマのリアバンパーの下に潜り込むように激突。
ピックアップトラックのリア部分は空中に押し出され破片があたりに散っていく。テスラのフロント側のドラレコ画面には、タコマの大破した様子が映し出されている。
この事故によるケガ人は不明であるが、雨天時のスピードの出し過ぎや積雪、凍結時の運転にはくれぐれも注意されたい。