先週末、南フロリダに襲来したハリケーン・イータ。
多くのマイアミに住むドライバーは、洪水の中を車で移動しなければならなかったが、その中でもひときわ目立った存在の車が話題となっている。
ご存知イタリアのスーパーカー、ランボルギーニ・ウラカンスパイダーがほぼ完全に水没した道路を、周囲の車が走行をはばかるのもいとわず突き進んでいく様子が撮影された。当時、マイアミでは特にひどい状況だったという。
ウラカンはミッドシップレイアウトのために進むことができたかどうかはわからないが、それが車両に問題なしかどうかはまったく別の話となる。
この映像は、ツイッターやその他のさまざまなSNSで話題となり、先述の通り、他のドライバー人々が行き詰まっている中、ただ一台勇敢に超高級車であるにもかかわらず走行を続けたランボの能力に驚かされた人が多いだろう。
しかし、エンジンがどこにあったか、車の値段は重要ではなく、あなたが頑丈なピックアップや車のような車高の高い車でもない限り、冠水した道を走行することは車にとってよろしくない。特にこの手の車は車高が本当に低く、電気系統やサビなど、のちのち影響を受ける部分も少なくないためだ。
#Lamborghini or Submarine? Saw this on @wsvn!! #SoFloLife #Eta #Flood pic.twitter.com/s1MHqjG4JA
— Joe (@WFOJoe) November 9, 2020
そのため、冠水路に遭遇した場合すぐにUターンし安全な駐車場を見つけること、または少なくとも車の半分が水に浸からない道に変更した方がよい。
このウラカンはまるで潜水艦や魚雷のようですごい。
残念ながら、このような状況で冠水路を走行し走行不能となった車もあった。下ののミニのように、マイアミ市内では救助される必要のある車も多かったようで、ハリケーンがかなりの被害を与えたかがうかがえる。
Tow trucks very busy downtown #Miami as #TropicalStormEta continues to flood the region. @breakingweather @accuweather pic.twitter.com/REgNR51FNZ
— Jonathan Petramala (@jpetramala) November 9, 2020
今回のハリケーン・イータは日曜日の夜に南フロリダに上陸し、マイアミやフォートローダーデールを含む複数の地域に甚大な被害をもたらしたという。
One man got out of his car and was helping pull another man’s car through flood waters in Miami’s Brickell neighborhood . #Eta pic.twitter.com/8GATHeS824
— Parker Branton (@ParkerBranton) November 9, 2020
いかれてる