雨の高速道路で追い越し車線をかなりの速度で走行していたと見られるメルセデス・ベンツ・Eクラスとみられる車が水に覆われた路面に足をすくわれコントロールを失ったのだ。
メルセデスはなんとか姿勢を直そうとするものの、前を走る他の2台の車両をアラブさながらの直ドリで華麗に抜き去りつつ、車は本線をそれて側道のガソリンスタンドに向かっていく。ドライバーはコントロールを取り戻そうとしますが、万事休す、車はリアを振り回しノーズを給油機に衝突させた。
また同時に、リアは隣で給油していたピックアップトラックにも衝突、あわや2台の給油機からガソリンが溢れ出し大爆発をも誘発しかねない危険な事故であった。
事故の後、ドライバーと同乗者らが車両から降りてくる様子も映されており、ケガ人はいなかったようである。
また爆発も起きず大惨事は避けることができたことは幸運であった。
しかし、メルセデスは、フード、バンパー、グリル、ヘッドライトといったフロント周りとリアに大きな破損があるため、彼らにとって幸運とはいえないかもしれないが。
クラッシュについては他に詳細はわかっていないが、一つ言えることは、メルセデスが速度を控えて、状況に応じた運転をしていた場合、今回の危険な事故は回避されていただろうということである。
摩耗した浅い溝のタイヤで雨天時に高速走行をするとハイドロプレーニングが発生しやすくなる。
日本も現在、夕立や台風、ゲリラ豪雨といった大雨が多い時期。雨天時は時間と速度にゆとりをもってセーフティードライビングを心がけたい。
source:YouTube
www.youtube.com/watch?v=zYTYnfssaNw