カーチェイス・追跡

【スマートぢゃない?】スマートが警察と爆走カーチェイス 車はスマートだけど脳ミソはスマートでなかった件 アメリカ・アリゾナ州

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23日、米国・アリゾナ州フェニックスで、不審車として通報されたスマートが警察とデッドヒートを繰り広げるカーチェイスが行われた。

メディアのFOX10は、ギルバートを管轄する警察が、米大手ショッピングモールである「ウォルマート」の駐車場で、「なにやら発狂している不審な男がいる」と通報を受けた警察が現場に向かうことが事件のあらまし、と伝えている。
発狂男は警官が現場に到着するといなやスマート(451型フォーツー)に乗り込み急発進し、警察の事情聴取を拒否したという。

スマートは警察によって追跡されつつ複数の赤信号を無視する危険走行を行ったため、情報をキャッチしたメディアヘリコプターが逃走劇を40分以上にわたってライブ配信した。
あろうことか、途中で警察は追跡を中止したと報告され、パトカーが映像に映っているのは最初の方だけである。

中止したとはいえ警察は見逃すワケもなく、映像の終了した後にフォード・エクスプローラーのパトカーが犯人を強制停止させ、身柄を押さえたという。

興味深いことに、この小さなスマートが高速道路を爆走しつつ逃走するシーンに世間は「あっぱれ」という声が多かったという。

ちなみにこのスマートは799ccのディーゼル、1000ccのガソリンエンジンおよびターボエンジンが設定(米国仕様)された2代目の451型。日本でいう軽自動車クラス(軽規格ではない)だ。

犯行車両のエンジンはどのタイプかは不明だが最高速度は145km/hであり、高速道路を爆走する姿はまさに「スマート」。

もちろん犯人に対しての評価ではないことを付言しておきたい。

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