アメリカのカーチェイスでパトカーが逃走車をスピンさせて強制停車させる手法である「PITマニューバ」。
特別に訓練を受けた警察官がパトカーを逃走車のリアクォーターパネルに自車をぶつけて横にスピンさせ、相手車両を強制的に停止させているのをニュースなどで見たことのある方もいるだろう。
以下に取り上げる2つのビデオは、運転手が不注意で「うっかり」PITを行ってしまったもの。
最初のビデオは米国で撮影されたもので、とある高速道路でトヨタのミニバンに続くSUVのドラレコ映像だ。
20秒の時点で、SUVの横にシルバーのセダンが現れ、高速道路に合流しようとする。
しかし、撮影車が不注意または合流阻止のために、彼らは銀のセダンを入れようとせず、成り行きPITマニューバを発動させ、合流車を病院送りにさせてしまった。
2つ目も同じく米国で撮影された事件で、白いアキュラTSXがドラレコ車の前で若干無理に車線変更しているの様子が映されている。
ドラレコ車は、アキュラが車線変更を諦め減速するだろうと思ったか、接触する直前で一瞬加速または左に動き車線変更を阻止しているようにも見えるが、結局両車は接触、成り行きでPITマニューバとなり、アキュラはスピンし道路の脇のガードレールに向かい病院送りとされてしまった。最期にアキュラは跳ね返って衝撃でドラレコ車にヒットしている。
動画を最初に投稿した人は、動画タイトルに「どっちが悪いの？」という名前でYouTubeにアップロードしている。
現在はこの元となった動画は削除されたがすでにコピーが投稿されており視聴可能となっている。